小学生と保育園児のこどもを持つ父親として、将来自分たちで立派に生きていくためには、どのように育てていけばいいのだろうという悩みは常に持っています。
特に習い事などは、周りの子たちと比較や一緒にする必要はないと思いつつ、気になってしまうのが現実です。
そこで、自分の経験を通じて、大人になった今でも活かせているなと思うものについて、まとめてみました。今回は小学生時代を振り返り、その中からの3選についてお伝えします。
※今回は3選のうち2つ目について紹介します。
全てを自分のこどもに押し付けるものではなく、子どもたちの自主性を尊重したいと思いますが、アドバイスはできるかなとは思っています。
小学生時代やってて良かった3選
早速ですが、今回ご紹介する「やってて良かった3選」を発表します。
それぞれの理由は以下(別記事含む)で紹介していますので、あわせてご確認ください。
①少年野球
②習字(書道)
③親元を離れた旅行
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習字を通じて学んだこと
私は小学3年生から6年生までの4年間習字を習っていました。
毎週1回教室に行き、毛筆の日と硬筆(えんぴつで書くやつ)の日が交互で設定されているイメージです。
教室では毎回、見本と半紙(硬筆の場合は専用の用紙)が規定枚数配付され、上手に書けたと思うものを先生に持っていき添削をしてもらう。その日1番上手に書けたと判断されたものを協会に提出して、進級できるかの判定を受けるというものでした。
習字を習ったことによって、字が上手に書けるようになるという効果だけでなく、そこから色々な得することがあったと思います。詳しく紹介していきますね!
集中力が養われる
習字(書道)は、じっくりとお手本を見ながら書いていきます。(いわゆる真似ることを行っていきます)
どこから書き出せばいいのか、どこで止める・はねるのかといったことを、事細かに観察することが重要です。
そして、私が通っていた教室では、毎回最初に配付された半紙の枚数のなかで、その日の最高の字を書くことを求められました。(10枚渡されて、じっくりと時間をかけてその10枚書くうちに自己ベストを出すといった感じです)
この、限られた枚数を書くなかで、いかにお手本の特徴を観察し、そこで捉えたものを書く(表現しする)という行為は非常に集中力を要するものであり、小学生時代に継続的に取り組む機会を得られたことは、大人になってからの集中力にも活きていると思っています。
良い印象を与えることができる
突然ですが、字がきれいな人・字が汚い人、どちらが印象がいいですか?
おそらく大半の人が「字がきれいな人」の方が印象が良いと答えると思います。
基本的に書類作成はパソコンを使いますし、ペーパーレスが進んでいる世の中ではありますが、仕事をしていると、メモをつけて上司に書類を渡したり、お客さまへのちょっとしたコメントを手書きしたりと、「字を書く」場面はまだまだ存在すると思います。
アナログなものの価値が見直され、「手書きの手紙」が注目されているなんて話もあります。
人から手書きのメモなどをもらったときに「あっこの人こんなに字がきれいなんだ」と感心したこと経験って誰てもあるのではないでしょうか。逆に「この字なんて書いてあるんだ?」といった字だけでマイナスの印象を受けることも多々あると思います。
習字を習うことで、こういった「感心」を与え、字だけでプラスの印象を人に与えることができます。
姿勢がよくなる
習字では、字をきれいに書くことを習いますが、その過程で姿勢についても指導をされます。
基本は「正座」で背筋を伸ばして書く姿勢を教えてもらいます。
今となっては「正座」をする機会も少なくなってきていますが、先ほどの集中力に加えて、しっかりと姿勢を正して字を書くという行為を通じて、それ以外のときでも「正しい姿勢」を保つことにつながります。
まとめ
私は習字の習い事していたことで、「集中力」と「正しい姿勢」を手に入れることができ、たまにですが「字がきれいだよね」とほめてもらうことができます。
このような効果に興味を持った、お父さん・お母さんはお子さんに通わせてみるのもいいと思いますよ。
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